お墓の雑草対策に有効な方法7選!雑草対策におすすめの時期や注意点も解説します

お墓参りに行った際、雑草が生い茂っている状態を目にする機会はありませんか。

雑草は放っておくとどんどん生えてくるので、早めに対策をしたいですよね。

しかし、お墓周りの雑草対策で効果的な方法が分からず、放置している方もいるのではないでしょうか。

そこで、この記事ではお墓の雑草対策に有効な方法を7つ紹介します。

また草が生える時期や、雑草対策で避けるべき注意点も解説していくので、ぜひ参考にしてください。

お墓の雑草対策7選

お墓の雑草対策はお金をかけずにできるものから、工事をする大々的なものまで、さまざまな方法があります。

自分に合った雑草対策を試してください。

お墓の雑草対策1.玉砂利を敷く

あらかじめ雑草を抜いたあとに、玉砂利を敷き詰める方法です。

土が見えなくなってしまえば、草が生えにくくなるので、草取りをする手間が省けます。

 

白色でお墓の雰囲気が明るくなる『白玉砂利』や、黒や赤などさまざまな色が混ざっている『五色砂利』などが人気です。

玉砂利は敷くだけで雑草対策になるため手軽ですが、経年劣化によってすき間が生じます。

すき間から雑草が生えてくるので、定期的な交換が必要です。

お墓の雑草対策2.除草剤をまく

雑草対策として、最も簡単な方法としては除草剤があげられます。

 

草が生えていてもそのままかけられる除草剤を選べば、手間がかからず即効性も期待できます。

またしゃがむ必要もないので、足腰の弱っている方でも使いやすいでしょう。

 

ただし、強力な除草剤は毒性が強いです。

マスクや手袋など、防護服を身につけておかないと危険なので、事前に準備をしておいてください。

また周囲にほかのお墓がある場合は、使用許可を得てから使うケースもあります。

霊園や寺院墓地に除草剤を使用してよいのか、確認しておきましょう。

 

お墓の雑草対策3.防草シートを敷く

防草シートは日光を遮断する効果があります。

光合成をさせなければ雑草は成長しないため、草が伸びずにすみます。

 

除草剤を使わないため、小さい子どもやペットがいても使える安全な方法のひとつです。

 

ただし事前に除草をしっかりと行わなければ、効果は半減します。

また安い防草シートでは雑草がすき間を破ってしまうため、交換サイクルが早まるおそれがあります。

 

玉砂利と組み合わせれば防草シートのすき間をうめられるので、さらなる防草効果に期待がもてるでしょう。

また、強風により防草シートが飛ばされにくくなり、防草効果も長持ちします。

お墓の雑草対策4.固まる土を使う

水分を含ませるだけで固くなる土を利用する方法も効果的です。

ホームセンターなどで売っており、簡単に手に入れられます。

 

固まると一般的な土のようになるので、違和感はありません。

また水はけがよくなる効果も期待できます。

 

しかし、固まる土を使用する地面には転圧が必要です。

また、水が流れるように勾配をつけてから固まる土を使うため、一般の方には難易度が上がります。

お墓の雑草対策5.コンクリートで固める

雑草対策として効果を期待するのであれば、コンクリートが最も有効です。

 

雑草はコンクリートには生えません。

もしひび割れなどで雑草が伸びてきたとしても微々たるものなので、簡単に除去できるでしょう。

 

ただ、コンクリートは施工費用が高くつきます。

またお墓の管理者の許可がなければ施行できないため、すべてのお墓にできる雑草対策とはいえないのが難点です。

お墓の雑草対策6.草むしりや草刈りをする

手軽で費用のかからない雑草対策といえば、草むしりや草刈りです。

 

軍手や鎌があれば、誰でも簡単に雑草の除去ができます。

お墓参りをする頻度の高い方や、お墓の近くに住んでいる方におすすめの方法です。

 

ただし、重労働のわりには思ったよりも雑草は除去できないので、効率はよくありません。

また炎天下での作業は熱中症にかかるおそれがあるので、注意が必要です。

お墓の雑草対策7.業者に依頼する

草刈り代行にお願いして雑草を除去する方法です。

 

自分で雑草対策を行わずにすむため、時間や労力がかかりません。

また『お墓代行サービス』を利用すれば、お墓参りのほかに墓石の手入れや草むしりなども行ってくれます。

 

しかし作業費用がかかるので、雑草対策にお金をかけたくない方には向いていません。

 

お墓参り代行サービスについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

お墓参り代行サービスとは?費用やメリット・デメリットなどを紹介します

お墓の雑草対策の注意点

雑草対策として知られている方法に、塩が効果的だと聞いたことはありませんか。

たしかに塩をまくと雑草は生えにくくなります。

 

しかし、まかれた塩によって土壌の塩分濃度に影響が出てしまいます。

結果的に、雑草以外の植物も生えにくくなってしまい、植木や花までも枯れてしまうかもしれません。

 

またコンクリート部分に塩がまかれれば、劣化を早めてしまうおそれもあります。

 

身近な雑草対策として塩を使いたくなる気持ちも分かりますが、お墓にまくことはやめておきましょう。

雑草対策を行うのにおすすめの時期

雑草対策は5月に入る前に行っておくのがおすすめです。

 

雑草は5月頃から急速に生えはじめます。

雑草が生えてくると根がしっかりと張ってしまい、完全に除去するのは難しくなってしまいます。

 

雑草が生えてくる前に雑草対策をしておくと、手間がかからずスムーズに行えるので楽でしょう。

また気温が上がる前に行っておくと、熱中症対策になります。

暑くない分、体にかかる負担が少ないので、作業もしやすいです。

まとめ

お墓の雑草対策は草むしりや草刈りなどの手作業や、コンクリートで固める方法など、さまざまな手段があります。

それぞれ費用や所要時間などが異なるので、自分に適した方法で雑草対策を行ってください。

 

お墓参りに行く頻度が高い方は、草むしりや草刈りで十分対応できるでしょう。

本格的に雑草対策をしたい方は、コンクリートで固めてしまうとあとが楽になります。

 

ただし内容によっては事前に許可が必要なケースもあるので、事前に確認しておくと安心です。

 

お墓まわりがすっきりすると、故人やご先祖様も喜んでくれるはずです。

適切な雑草対策を行って、お墓まわりがきれいな状態を維持してください。

 

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