福岡のお墓・墓地の選び方とは?種類や購入する手順について解説

「福岡のお墓の選び方が分からない」
「福岡にはどのような墓地の種類があるのかを知りたい」

福岡でお墓の購入を検討している方は、上記の疑問を抱えているケースがあります。
お墓を購入する経験は人生において、そう何度も経験するものではありません。
そのため、お墓や墓地の選び方について分からないと悩むことは無理もないでしょう。

そこで、この記事では福岡のお墓や墓地の選び方について解説していきます。
お墓選びで後悔したくない方は、ぜひ参考にしてください。

目次

福岡のお墓の種類

福岡には下記のお墓の種類があります。

・一般墓
・樹木葬
・納骨堂
・永代供養墓

それぞれのお墓の種類について見ていきましょう。

福岡のお墓の種類1.一般墓

一般墓とは墓石を使用した昔からあるお墓のことです。
先祖代々受け継ぐお墓であり、見かけたことがある方も多いでしょう。

福岡のお墓の種類2.樹木葬

樹木葬とは墓石を使わずに樹木や草花をシンボルとした自然葬の一つです。
承継者が必要ないお墓とあって、注目を集めています。

福岡のお墓の種類3.納骨堂

納骨堂は屋内の施設に遺骨をおさめて供養するお墓です。
福岡でも都市部に多くあります。

位牌式やロッカー式など種類が豊富で、天候に左右されずにお墓参りができます。

福岡のお墓の種類4.永代供養墓

永代供養墓は霊園やお寺の管理者がお墓を管理してくれます。
このお墓も承継者が必要ないので、子どもに負担をかけたくない方や、跡継ぎがいないご家庭を中心に選ばれています。

福岡のお墓・墓地の選び方7選

福岡でお墓や墓地を選ぶ際は、下記の7つのポイントをチェックしましょう。

・承継者の有無
・種類
・費用
・立地
・環境
・設備
・宗教や宗派

それぞれの内容について解説していきます。

福岡のお墓・墓地の選び方1.承継者の有無

お墓を建てた場合、継続的な維持や管理が発生します。
そのため、まずはお墓や墓地を維持管理する承継者の有無を確認しておきます。

承継者に任命されるのは一家の長男であるケースが一般的でした。
しかし、近年では長男以外が承継者となるケースも増えています。

承継者はお墓の管理費の支払いや法要や行事などの手配など、やるべきことが多いです。
承継問題が深刻化する場合もあるので慎重に決めましょう。

もし承継者がいないのであれば、永代供養墓がおすすめです。
先述した永代供養墓の内容を参考にしてください。

承継問題についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

お墓の継承問題とは?継承者の決め方や継ぐ人がいないときの対処法を解説

福岡のお墓・墓地の選び方2.種類

お墓の種類は一般墓や樹木葬、納骨堂があると解説しました。
それぞれの特徴を比較したうえで、ご自身に合うお墓や墓地を選ぶとよいでしょう。

福岡のお墓・墓地の選び方3.費用

お墓には下記の4つの費用がかかります。
費用の目安はこちらを参考にしてください。

費用 内容 費用の目安
永代使用料 墓地として使用するために支払う費用 350,000円~750,000円
墓地管理費 墓地を管理するために発生する費用 2,000円~20,000円
墓石費用 お墓を建てる際に購入する墓石の費用 500,000円~1,500,000円
その他の費用 開眼供養や入檀料など ・10,000円~20,000円(開眼供養)
・100,000円~300,000円(入檀料)

特に高額となるのは墓石費用です。
高級な墓石を選ぶと数百万円をこえるケースも考えられます。

墓石費用をおさえたい方は、樹木葬や納骨堂などの墓石を使わないお墓を検討してみてはいかがでしょうか。

福岡のお墓・墓地の選び方4.立地

お墓や墓地の通いやすさは重要です。
高齢となっても通いやすい立地にあるのかを確認しましょう。

福岡は日本の大都市の一つであり、交通網が発達しています。
バスやタクシーなどが多く走っているので、そこまでの不便さは感じないでしょう。

また、市街地から離れた場所にお墓や墓地があったとしても、無料バスによる送迎をおこなっている霊園があります。
通いやすさを重視して選択すると、今後も無理なくお墓や墓地に行けるでしょう。

福岡のお墓・墓地の選び方5.環境

お墓は屋外にあるため、四季の変化を感じやすいです。
四季折々の景色を楽しめる点が魅力的です。
ただし、落葉や雑草に悩まされることも考えられるので、周辺環境をチェックしておきましょう。

福岡は海や山も楽しめる自然豊かな場所です。
また、先述したように市街地は交通網が充実している便利な都市ともいえます。

立地と合わせて、ご自身が望む環境を探してみることをおすすめします

福岡のお墓・墓地の選び方6.設備

霊園やお寺は設備に違いがあります。

たとえば自家用車を利用する際、駐車場がなければ近くのコインパーキングを利用しなければなりません。
駐車料金がかかったり、コインパーキングから歩いたりすることが考えられます。

そのほかにはバリアフリー設計になっているか、休憩所があるかなどを確認しましょう。

福岡のお墓・墓地の選び方7.宗教や宗派

霊園やお寺によっては宗教や宗派を問われるケースがあります。
民営霊園の多い福岡ではそこまでの心配は不要ですが、念のため確認しておくと安心です。

福岡でお墓・墓地を購入する手順

福岡でお墓や墓地を購入する手順はこちらです。

1.どのようなお墓や墓地がよいのかをイメージする
2.お墓を探す
3.墓石を選ぶ

具体的に解説していきます。

福岡でお墓・墓地を購入する手順1.どのようなお墓や墓地がよいのかをイメージする

まずはどのようなお墓や墓地がよいのかをイメージします。
先述したお墓の種類を参考にすると想像しやすいでしょう。

ポイントとしては、お墓や墓地のイメージは具体的でなくても構いません。
この段階でいろいろと決めてしまうと、選択肢が狭くなる可能性があるためです。

墓石を使ったお墓がよいのか、永代供養がよいのかなどの大枠の希望を書き出してみてください。

福岡でお墓・墓地を購入する手順2.お墓を探す

続いて、実際にお墓を探していきます。
お墓を探す手順はこちらです。

1.イメージに近いお墓の情報を集める
2.資料請求をする
3.霊園や寺院墓地を見に行く
4.墓地使用契約を申し込む

順番に見ていきましょう。

お墓を探す手順1.イメージに近いお墓の情報を集める

希望のお墓のイメージができてきたら、情報収集にうつります。
おすすめはインターネット検索です。

「福岡 樹木葬」「博多 お墓」などと検索窓に入力すると、検索ワードに基づいた検索結果が表示されます。
ここで気になる霊園やお寺をピックアップしておきましょう。

お墓を探す手順2.資料請求をする

希望条件に近い霊園やお寺に資料請求をします。
届いた資料をもとに家族や親族と話し合って、条件を絞っていきましょう。

お墓を探す手順3.霊園や寺院墓地を見に行く

実際に気になる霊園や寺院墓地を見に行きましょう。
確認する内容は先述した7つのポイントを確認してください。

・承継者の有無
・種類
・費用
・立地
・環境
・設備
・宗教や宗派

お墓を探す手順4.墓地使用契約を申し込む

希望条件に合ったお墓が見つかれば、墓地使用契約を申し込みます。
契約する前に、不明点があれば必ず確認しておきましょう。

福岡でお墓・墓地を購入する手順3.墓石を選ぶ

墓石を使うお墓を選んだ場合は、墓石の選定に入ります。
墓石を選ぶ手順はこちらです。

1.希望に近い墓石を探す
2.墓石の相見積りを取る
3.契約・注文をする
4.代金を支払う

墓石を選ぶ手順1.希望に近い墓石を探す

墓石に使われる石材はおよそ300種類あるといわれています。
膨大な石材の中から選択するのはむずかしいため、石材店に協力してもらいましょう。

墓石の種類についてはこちらの記事を参考にしてください。

墓石に使われる代表的な石材は?国産と外国産の人気墓石を紹介します【黒御影石・赤御影石・天山】

墓石を選ぶ手順2.墓石の相見積りを取る

墓石が決まったら見積もりを依頼します。
相見積もりは墓石の相場価格を知るために重要です。

相談している石材店に決めたい気持ちも分かりますが、少しでも購入費用を下げたいと考えているのであれば、相見積もりを取るとよいでしょう。
なお、石材店が指定されている場合はこの手順は不要です。

信頼できる石材店選びはこちらの記事で詳しく解説しています。

墓石に使われる石材店・石材屋をお探しの方必見!石材の種類や価格について解説します

墓石を選ぶ手順3.契約・注文をする

数社分の見積もりを比較したうえで契約と注文をします。
一般的には前払い金の支払いがあるので、支払期日や支払方法を確認しておきます。

墓石を選ぶ手順4.代金を支払う

お墓が完成したのち、残りの代金を支払います。

まとめ

福岡でお墓や墓地を選ぶ際は、承継者の有無や種類などをチェックしておきましょう。
お墓選びはむずかしく、悩んでしまうことも考えられます。

困ったときはプロに相談することが一番の近道です。
信頼できる霊園やお寺に連絡して、お墓や墓地選びに協力してもらうことをおすすめします。

福岡のお墓・墓地選びで困ったことがあれば油山平成御廟へ

福岡市内からのアクセスが便利な油山平成御廟では、専門知識の豊富なスタッフがさまざまなお困りごとに対応させていただきます。

お墓選びに関するご相談や悩みごとなどがありましたら、お気軽にお問い合わせください。