お彼岸には「おはぎ」か「ぼたもち」?春・秋のお彼岸にお供えする食べ物を解説

お彼岸にはおはぎやぼたもちをお供えします。
しかし、お彼岸におはぎかぼたもちのどちらをお供えするのかについて、知っている方はあまりいないでしょう。

この記事ではお彼岸におはぎかぼたもちのどちらをお供えするのか、また春と秋のお彼岸にお供えする食べ物について解説していきます。

目次

お彼岸には「おはぎ」か「ぼたもち」のどちらをお供えするのか

お彼岸にお供えするおはぎとぼたもちは季節によって異なります。
回答はこちらです。

・秋のお彼岸はおはぎ
・春のお彼岸はぼたもち

秋のお彼岸はおはぎ

おはぎを漢字で表記すると『御萩』となります。
萩の花は秋の七草の一つとされていることから、おはぎをお供えします。

春のお彼岸はぼたもち

ぼたもちは春のお彼岸にお供えします。

ぼたもちも漢字で表記すると『牡丹餅』です。
牡丹の花は春に咲くことから、ぼたもちをお供えするようになりました。

おはぎとぼたもちの違い

おはぎとぼたもちは季節によって異なると説明しました。
おはぎとぼたもちには季節以外にも下記の2つの違いがあります。

・あんこの種類
・形状

それぞれの違いについて見ていきましょう。

おはぎとぼたもちの違い1.あんこの種類

おはぎにはつぶあんが使われます。
秋に収穫される小豆の皮が柔らかい状態なので、つぶあんでおはぎを作ります。

一方で、春のお彼岸でお供えするぼたもちはこしあんを使うことが一般的です。
あんこに使用される小豆は秋に収穫されます。
春になると皮が固くなりそのままでは食べられないため、こしあんを使うのです。

おはぎとぼたもちの違い2.形状

おはぎは萩の花のようにひし形で、俵型になるように整えます。

ぼたもちは牡丹の花のように大きく作ります。
また、丸みのある形に整えることが特徴です。

お彼岸におはぎやぼたもちを食べる理由

お彼岸におはぎやぼたもちを食べる理由は下記の3つです。

・邪気を払うため
・五穀豊穣を祈願するため
・お彼岸にふさわしいごちそうだったため

お彼岸におはぎやぼたもちを食べる理由1.邪気を払うため

おはぎやぼたもちには小豆が使われます。
赤い色をしている小豆は、古くから魔除けの効果があると信じられてきました。

そのため、邪気を払う食べ物としておはぎやぼたもちが食べられてきたのです。

お彼岸におはぎやぼたもちを食べる理由2.五穀豊穣を祈願するため

おはぎやぼたもちに使われるもち米は五穀豊穣に通じるものとされています。
「農作物が豊かに実り、たくさん収穫できるように」という願いが込められています。

お彼岸におはぎやぼたもちを食べる理由3.お彼岸にふさわしいごちそうだったため

昔は甘いものを食べる機会が少なく、おはぎやぼたもちはごちそうとして捉えられていました。
そのため、お彼岸という特別な日に振る舞われ、お供えされてされていました。

お彼岸に適しているおはぎやぼたもち以外のお供え

お彼岸に適しているおはぎやぼたもち以外のお供えはこちらです。

・精進料理
・そば・うどん
・赤飯
・団子
・寿司
・花

それぞれのお供えについて見ていきましょう。

お彼岸に適しているお供え1.精進料理

精進料理とは野菜や豆類などを使用した料理のことです。
仏教の教えに基づいて、殺生を連想させる肉や魚は使いません。

精進料理を食べる期間は彼岸入りと秋分の日、彼岸明けの3日間とする家もあります。

お彼岸の期間についてはこちらの記事を参考にしてください。

今年のお彼岸はいつ?2023年度の春と秋のお彼岸の期間・時期について

お彼岸に適しているお供え2.そば・うどん

お彼岸で食べるそばやうどんは『彼岸そば』『彼岸うどん』と呼ばれます。
そばを食べると五臓六腑の汚れを清められるとされており、故人やご先祖様をお迎えするためにそばを食べるようになりました。

具材に肉や魚は使いません。
油揚げや天ぷらを一緒に食べるケースが多いです。

お彼岸に適しているお供え3.赤飯

赤飯は魔除けの効果があるとされている小豆が使われています。
縁起がよい食べ物なので、お彼岸にお供えします。

お彼岸に適しているお供え4.団子

吾輩は猫である。名前はまだない。どこで生れたか頓と見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。

お彼岸に適しているお供え5.寿司

お彼岸でのお寿司はいなり寿司や五目寿司を指します。
生ものを使用する寿司は適していません。

お彼岸に適しているお供え6.花

お彼岸でお供えする花は菊が人気です。
また、故人が生前好きだった花をお供えするケースも多いです。

お供えする花についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
お供え物の花は何でもよい?避けた方がいい花の種類は?

まとめ

秋のお彼岸はおはぎ、春のお彼岸はぼたもちをお供えします。
おはぎにはつぶあんが使われ、俵型になるように整えます。
ぼたもちはこしあんを使い、丸みのある形に整えることが一般的です。

おはぎやぼたもち以外には精進料理やそば、うどんなどをお供えします。
お彼岸に適したお供えを用意して、故人やご先祖様を偲ばれてはいかがでしょうか。

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