永代供養を依頼すれば、遺骨の管理や供養をすべてお任せできます。
法要やお墓参りなども霊園やお寺の管理者がおこなうため、とても便利だと感じている方も多いです。
ただ、永代供養の法要やお墓参りなどに適した服装について知っている方は多くないので、迷ってしまうケースも考えられます。
そこで、この記事では永代供養の服装について解説していきます。
年数による違いや身だしなみなど、知っておきたいポイントをまとめたのでぜひ参考にしてください。
目次
永代供養の服装に決まりはあるのか
「永代供養の服装に決まりはあるのか」という問いに対しての答えは「決まりはないが、状況に適した服装を着用する」です。
永代供養だからといって、特別な服装をする必要はありません。
一般的な法要やお墓参りで着用している服装を選べば問題はありません。
服装を選ぶ際に重要なのはマナーを守ることです。
他者に不快感を与えないように注意しましょう。
永代供養のお墓参りの服装
永代供養のお墓参りの服装を選ぶ際に重要なのは、目的とお墓の場所です。
たとえば里山型の樹木葬のお墓参りでは、自然が多い場所を歩くケースがあります。
そのため、登山靴を履いて安全を確保することが重要です。
また地面がぬかるんでいる可能性もあるので、汚れてもよい服装を選びましょう。
人生の節目の報告をする際は、そのときどきにふさわしい服装がよいでしょう。
たとえば成人の報告をする際は振袖や袴、就職の報告ではスーツなどです。
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お墓参りの基本とは?期間や持ち物、マナーなどを解説【お墓掃除や服装】
永代供養の服装の年数による違い
永代供養の服装は七回忌を目安として判断するとよいでしょう。
三回忌までは準喪服、七回忌からは平服の着用をおすすめします。
ただし、先方から服装が指定されている場合は従いましょう。
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永代供養の法要の服装
先述したように、永代供養の法要ではその場に適した服装を着用しましょう。
ここからは、永代供養の法要の服装について解説していきます。
・男性
・女性
・子ども
永代供養の服装1.男性
三回忌までは準喪服を着用します。
無地で黒色のスーツやジャケットを選びましょう。
シャツは白色、ネクタイや靴などは黒色で統一します。
七回忌からは平服を着用します。
黒色や紺色などの落ち着いた色のスーツを選びましょう。
白シャツに黒色のネクタイ、革靴も黒色で統一します。
結婚指輪は付けていても問題はありません。
腕時計は外しておいた方がよいでしょう。
永代供養の服装2.女性
女性の準喪服は黒色のアンサンブルやワンピース、スーツなどです。
インナーやストッキングも黒色のものを選びます。
靴はパンプスを履きましょう。
女性の平服は男性と同じように、黒色や紺色などのアンサンブルやワンピース、スーツを選びます。
ストッキングは黒色、靴は黒色や紺色などのシンプルなパンプスを合わせます。
女性は結婚指輪や真珠のような天然石を用いたアクセサリーの着用が可能です。
ただし、二連のネックレスは縁起が悪いとされているので避けましょう。
永代供養の服装3.子ども
子どもの服装は準喪服でも平服でも制服が適しています。
もし制服がなければ黒色や紺色などの服を着用しましょう。
男の子はジャケットとパンツに革靴を合わせます。
女の子は落ち着いた色のワンピースとパンプスを着用します。
乳幼児の服は鮮やかで大々的なデザインが特徴のものが多いです。
できるだけ落ち着いた色で、デザインの控えめな服を選びましょう。
永代供養で注意しておきたい身だしなみのポイント4選
永代供養の法要やお墓参りでは、身だしなみにも気を配る必要があります。
下記の4つのポイントを確認しておきましょう。
・髪型や髪色
・化粧
・ネイル
・香水
身だしなみのポイントについて、ひとつずつ解説していきます。
永代供養の身だしなみのポイント1.髪型や髪色
派手な髪型や目立つ髪色はマナー違反となります。
黒色で落ち着いた髪型や髪色が望ましいです。
ただ、パーマをかけていたりカラーリングをしていたりする場合、すぐには変更できないでしょう。
もし変更がむずかしい場合はそのままでも構いません。
永代供養の身だしなみのポイント2.化粧
「化粧はNGではないか」と悩んでしまうかもしれません。
しかし、実は化粧をしないことがマナー違反です。
ナチュラルメイクを施しましょう。
また、派手すぎるメイクはNGなので気をつけてくださいね。
永代供養の身だしなみのポイント3.ネイル
爪先は見られる機会が多く、派手なネイルは避けた方が無難です。
しかし、せっかくのネイルを落としたくないと考える方もいるでしょう。
もしネイルを落としたくないのであれば、黒色の手袋を着用しましょう。
ネイルが見えないように工夫をすることが重要です。
永代供養の身だしなみのポイント4.香水
香水は少しなら付けても構いません。
ただし、香水のつけすぎには注意しましょう。
永代供養の契約書には、さまざまな項目が記載されていることが分かりました。
では、永代供養の契約前に確認しておくべきポイントには何があるのでしょうか。
具体的には下記の3つのポイントをおさえておくことをおすすめします。
・納骨方法
・契約期間の長さ
・生前予約をする際は家族が納得しているか
それぞれのポイントについて順番に見ていきましょう。
まとめ
永代供養の服装は三回忌を目安として判断します。
三回忌前までは準喪服、七回忌からは平服を選びましょう。
また永代供養の法要やお墓参りでは、身だしなみに気を配ることも忘れてはいけません。
派手な髪型や目立つ髪色を避け、ナチュラルメイクを心がけましょう。
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