49日法要で準備するもの・持っていくものは?当日の流れや用意するものも解説

葬儀が終わるとすぐに49日法要の準備をおこないます。
心の整理がつかないまま49日法要の準備をするのは大変です。

そこで事前に49日法要の準備や流れをある程度把握しておくと、のちのちスムースに手続きができます。

この記事では49日法要で準備するものや持っていくものを解説していきます。
49日法要の当日の流れも紹介するので参考にしてください。

目次

49日法要で準備するもの

49日法要の準備はこちらの4つの項目に分けられます。

 

・49日法要を執り行う会場や案内状の手配

・会食(お斎の手配)

・本位牌の手配

・香典返しの準備

 

それぞれ解説していきます。

49日法要で準備するもの1.49日法要を執り行う会場や案内状の手配

葬儀のあとは早めに49日法要の会場と日程を決めます。

できれば49日ちょうどに法要を執り行うのがよいのですが、平日は仕事で休めないケースが考えられます。
このような事情をふまえて、49日が訪れる前の土日におこなうことが多いです。

なお、友引や仏滅などの六曜を気にする必要はありません。
ただし、49日が過ぎる前に法要をおこなってください。
49日が過ぎてしまうと失礼にあたるからです。

 

それぞれの都合もあるので、早い段階から関係者と相談をしておきましょう。

 

49日法要の会場と日程が決まったら、案内状を準備します。

参加者の都合もあるため、遅くても49日法要の1か月前には到着しているようにしてください。

 

家族や身内などのごく近しい間柄の参加者には電話連絡でも構いません。

そのほかの方には案内状を送ってください。

49日法要で準備するもの2.会食(お斎の手配)

会食(お斎)をする場合は会場の手配をします。

会食の会場は菩提寺に部屋を借りてよいか確認してください。
菩提寺がなければ自宅か葬儀社に紹介してもらうことも可能です。

近年では会食をおこなわないケースが増えてきました。
しかし、49日法要では会食があるものだと考えている参加者もいます。
会食を省略する場合は事前に相談しておきましょう。

49日法要で準備するもの3.本位牌の手配

49日法要を機に仮位牌から本位牌に変わります。
本位牌は注文してから1週間~2週間程度かかるため、早めに手配してください。

本位牌を注文する際は戒名と俗名、命日、享年を控えておいてください。
本位牌は仏壇店に注文します。

もし自宅に仏壇があれば、今ある位牌のサイズを計測しておくことをおすすめします。
注文する位牌と今ある位牌の大きさが異なると、バランスが悪くなってしまう可能性があるためです。

本位牌を注文するタイミングで仏壇店に相談するとよいでしょう。

49日法要で準備するもの4.香典返しの準備

香典のお礼として参加者に渡すものが香典返しです。
香典返しには形に残らない食品や消耗品などの『消えもの』が適しています。

香典返しはお茶やコーヒー、タオルなどが選ばれています。
香典返しは参加者の人数分を準備してください。

金額の目安は香典に包まれている金額の3分の1〜半分程度です。

49日法要の香典返しについてはこちらの記事でも解説しています。
49日(四十九日)法要のお返しに最適な品物は?人気のお菓子や金額もご紹介

49日法要で持っていくもの

49日法要で持っていくものは施主側と参加者側で異なります。

施主が49日法要で持っていくもの

施主が49日法要で持っていくものはこちらです。

 

・遺骨や遺影、引き出物など

・仮位牌と本位牌

・お布施

・数珠

・埋葬許可証※

 

※49日法要と同じ日に納骨をする場合

埋葬許可証は『火葬許可証』に署名されたものです。
火葬許可証は火葬がおこなわれた事実を証明する書類であり、とても重要です。

失くさないように大切に保管し、納骨の際は忘れないように持参してください。

遺影写真についてはこちらの記事を参考にしてください
遺影写真とは?おすすめの選び方やサイズなどを解説します【背景や服装】

準備する数珠は宗派によって違いがあります。

詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
お墓参りに数珠は必須?選び方や宗派の違い、マナーについて解説します

参加者が49日法要で持っていくもの

参加者が49日法要で持っていくものはこちらです。

 

・香典、ふくさ

・数珠

・ハンカチ

 

49日法要の香典の金額相場はこちらの記事を参考にしてください。
49日(四十九日)法要の香典の金額相場は?香典のマナーや表書きの書き方もご紹介

49日法要の当日の流れ

49日法要の当日の流れは以下のとおりです。
こちらでは納骨と会食をおこなうパターンを紹介します。

 

1.49日法要開始の挨拶

2.読経・焼香・法話

3.納骨・お墓参り

4.会食(お斎)

5.解散

 

順番に見ていきましょう。

49日法要の当日の流れ1.49日法要開始の挨拶

一同が着席したのち、施主は僧侶を仏壇前に案内します。
施主が49日法要開始の挨拶をしてはじまります。

49日法要の当日の流れ2.読経・焼香・法話

僧侶による読経と参加者による焼香がおこなわれます。
焼香は施主がはじめにおこない、血縁の深い順番でおこないます。

焼香のあとは僧侶による法話です。
仏教に関する話をされることが多いので、ぜひ耳を傾けてください。

49日法要の当日の流れ3.納骨・お墓参り

納骨をおこなう場合は墓地に移動します。
閉眼供養や開眼供養をおこなってから納骨をします。

納骨に関してはこちらの記事を参考にしてください。

納骨とは?納骨のタイミングと流れを解説します

菩提寺がない人の納骨はどうすればよい?戒名や葬儀などの疑問も解決します

家族のみの納骨式の服装は何を着ればよい?季節ごとの服装やマナーについて解説します



49日法要の当日の流れ4.会食(お斎)

会食会場に向かい、会食がおこなわれます。
僧侶も誘いますが、辞退された場合は御膳料を渡してください。

49日法要の当日の流れ5.解散

施主が締めの挨拶をして参加者に引き出物を渡したら解散です。

49日法要は施主による挨拶が数回ほどあります。
挨拶の内容に困った際はこちらの記事を参考にしてください。
49日(四十九)法要の挨拶の仕方とは?挨拶の例文もご紹介

まとめ

49日法要の準備には49日法要を執り行う会場や案内状の手配や香典返しの準備などがあります。
精神的にも肉体的にも辛い時期なので大変だと感じるかもしれません。

もし何をすればよいのか分からなくなったときは、家族や葬儀会社の担当者に相談してください。

きっと力になってくれることでしょう。

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