弔い上げとは?弔い上げの意味やおこなうことについて解説

「弔い上げという言葉を聞いたことはあるものの、どのような意味があるのか分からない」
「弔い上げをおこなった後に何をするのか知りたい」

弔い上げは何度もおこなうものではないため、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
この記事では弔い上げの意味やおこなうことについて解説していきます。
弔い上げの流れや費用についても説明していくので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

弔い上げとは

『弔い上げ』(とむらいあげ)とは、故人に向けておこなう最後の年忌法要です。
弔い上げは『問い上げ』や『上げ法要』とも呼ばれます。

故人が亡くなってからは49日、一周忌、3回忌と年忌法要をおこなってきたことでしょう。
この弔い上げを区切りとして年忌法要は終了します。

弔い上げをおこなうと故人の魂はご先祖様の霊となります。
今後はご先祖様の霊として供養されていくのです。

年忌法要についてはこちらの記事も参考にしてください。

一周忌(1回忌)とは?挨拶・お供え・のしの準備・用意するものなど徹底解説

3回忌(三回忌)にふさわしいお供え物とは?服装や挨拶マナーもご紹介

7回忌(七回忌)にふさわしいお供えものは?準備や流れ、マナーについて解説

13回忌(十三回忌)とは?服装やお布施、お供えものについて解説

弔い上げのタイミング

弔い上げは33回忌や50回忌を目安におこなわれるケースが一般的です。

仏教では亡くなってから33年が経過すると、どのような魂でも極楽浄土に行けると考えられています。
なお、50回忌に弔い上げをおこなう地域もあります。

近年では弔い上げが早まることも

33回忌や50回忌が弔い上げの目安だと説明しましたが、近年では早まるケースも珍しくありません。

近年の日本では少子高齢化が進んでおり、長年にわたって法要を営むことが難しくなってきました。
弔い上げのタイミングで施主が亡くなっていることも十分考えられます。

そのため、13回忌や17回忌を目安として弔い上げをする方が増えています。
弔い上げを早めたいと考えたときは、できるだけ早いタイミングで菩提寺に相談するとよいでしょう。

弔い上げの流れ

一般的な弔い上げの流れはこちらです。

1.施主の挨拶
2.僧侶による読経
3.焼香
4.お墓参り

それぞれの内容について順番に見ていきましょう。

弔い上げの流れ1.施主の挨拶

はじめに施主による挨拶があります。
施主は参列者や僧侶に対して感謝の言葉を述べます。

弔い上げは施主の挨拶によりはじまります。
参列する際は事前に場所と時間を確認しておき、遅れないように気をつけましょう。

弔い上げの流れ2.僧侶による読経

施主の挨拶のあとは僧侶による読経です。

弔い上げの流れ3.焼香

僧侶が読経している間に焼香をおこないます。
焼香は施主からはじまり、血縁の濃い順番で続きます。

弔い上げの流れ4.お墓参り

読経を終えるとお墓参りをします。
お墓参りを終えたのち、施主の挨拶によって弔い上げは終了となります。

施主は会食の有無の案内と、参列者や僧侶に対して感謝の言葉を忘れないように伝えましょう。

弔い上げの費用

弔い上げには下記の費用が発生します。

・お布施:3万円~5万円
・御車代:5千円~1万円
・御膳料:5千円~1万円

弔い上げのお布施は通常の年忌法要よりも少し多めに包む方がいます。
お布施は感謝の気持ちを伝えるものなので、この金額はあくまでも目安です。

お布施の金額や入れ方などについてはこちらの記事を参考にしてください。

お布施の意味・金額の相場とは?渡すタイミングや包んではいけない金額を解説します

お布施のお金の入れ方とは?正しいお札の向きや封筒への入れ方を解説

弔い上げの服装

弔い上げの服装は喪服の着用がマナーです。
平服で参列しないように注意してください。

男性は黒色のスーツに黒色のネクタイ、白シャツを着用します。
女性も黒色のワンピースやアンサンブルを着用しましょう。

弔い上げのあとにおこなう内容

弔い上げをおこなうと、これより先の年忌法要はおこないません。
そのため、弔い上げのあとにはやることがあります。

下記の内容を忘れずにおこないましょう。

・位牌を片付ける
・永代供養の手続きを進める

弔い上げのあとにおこなう内容1.位牌を片付ける

弔い上げのあと、亡くなった方の魂はご先祖様と同様に仏となります。
これまでの位牌から魂が抜けて、ご先祖様の位牌へうつるのです。

位牌から魂を抜くことを閉眼供養、位牌に魂を入れることを開眼供養と呼びます。
この閉眼供養と開眼供養は僧侶がおこなうため、弔い上げの際は菩提寺に連絡しておくとよいでしょう。

閉眼供養後の位牌はお寺でお焚き上げをおこないます。
燃せるゴミとして出せる地域もあるようですが、事前に自治体のルールを確認しておくことをおすすめします。

弔い上げのあとにおこなう内容2.永代供養の手続きを進める

弔い上げのあとは永代供養を依頼することも可能です。
永代供養を依頼すれば遺骨の管理をお寺に任せられます。

ただし合祀墓を利用した場合、あとから遺骨を取り出せなくなります。
家族や親族と相談したうえで判断するとよいでしょう。

永代供養についてはこちらの記事を参考にしてください。

永代供養とは?わかりやすく解説します【メリット・デメリット・費用・種類など】

後継ぎのいないお墓は永代供養がおすすめ!種類や流れを紹介します

まとめ

弔い上げとは故人に向けておこなう最後の年忌法要を指します。
33回忌や50回忌を目安として弔い上げをおこなう方が多いです。

弔い上げにより故人の魂は仏となり、極楽浄土に行けるとされています。
故人の供養を個別でおこなうのは弔い上げが最後となります。
家族や親族が納得した形で弔い上げをおこなうとよいでしょう。

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福岡市内からのアクセスが便利な油山平成御廟では、専門知識の豊富なスタッフがさまざまなお困りごとに対応させていただきます。

お墓のことはもちろん、弔い上げに関するご相談や悩みごとなどがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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この記事を監修した人

株式会社江戸や 福岡支社 営業部部長
大塚勝俊

2003年に株式会社江戸やに入社。以来、20年以上にわたり、霊園管理やご供養に関する深い知識と経験を積み重ね、多くの顧客から高い信頼を得ています。

伝統と格式を重んじながらも、供養する人もされる人も安心できる多様なサービスを提供し、現代のニーズに対応した新しい供養の形を追求しています。